日本人男子一般(年齢制限無し)2017年世界ベンチプレス選手権で団体優勝。
世界を制しました。
長谷川選手 93kg級 307.5kg 3位
橘井選手 93kg級 275kg 7位
葛西選手 105kg級 失格
93kg級から壮絶な優勝争いが始まるので試技の成功率が下がり、スコアシートは赤ばかりになります。一撃必殺で優勝を狙いに行く猛者達の階級です。


(画像提供:松永浩二氏)
重量もかぶせ合いですが、審判の判定も厳しく、肘の伸び、81cmライン、尻の浮きが厳しく見られリプレイスを言われる選手が散見されます。
ロシアのクリモフ選手もステージ外の頭側から見ているとお尻がついているのですが、太腿が浮いており、そのためサイドレフリーが手を降ろさずタイムアップ。これは厳しい。。。
そんな中で長谷川選手は3位と大健闘。優勝をかけて320kgに挑戦するも惜しくもさしきれず。
下位の選手の追随を振り切ったロシアのTebenkov選手が330.5の世界記録を挙げて優勝。
橘井選手は仕事の関係で香港にお住まいのため香港所属ですが、日本人です。
K’SGYMにも大阪方面へ出張の際にはよくビジターで来られます。
今回は275kgを成功されて7位でした。
葛西選手は今回はいつもの粘りの差しが出来ず、315を二本落とし、逆転をかけ322.5kgを申請、ロット番号の関係で後攻めしないといけないのでさらに325に変更。惜しくも差しきれず。
最終日の選手はそれ以前の日程の選手のセコンドをしてからの試合出場なので心身ともに疲労しており、国内試合と同等以上の結果を出すのが至難の業です。本当にお疲れ様でした。
一撃必殺で優勝を狙いに行くも今年勝ったのは本数を取った選手。年度によっては一撃必殺の選手が優勝することもあるので難しいです。
日本人の男子一般は59kg、66kg、74kg、83kgの四階級が優勝と93kg級の3位なので団体優勝です。
八階級中、四階級優勝なので世界の半分を制覇です!
世界の半分というキーワードはアラフォーにはたまらないワードです(笑)